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東野圭吾著『魔力の胎動』を読んで【ネタバレあり】

オススメ度★★★★(読みやすい、短編として区切りがいい)

2018年5月4日に公開予定の『ラプラスの魔女』の前日譚となる作品。

『ラプラスの魔女』を読んだのが2016年の5月。

ほとんど内容を忘れています。覚えていることもありますが、ここに書くとネタバレになるので伏せておきます。

『魔女の胎動』は、5つの章から成っています。
主要登場人物の繋がりはありますが、各章はそれぞれ完結する形で、短編としても楽しめます。

主人公:ナユタ 鍼灸師

能力を持つ女子高生:羽原円華

5章の主人公:青江修介

1章 あの風に向かって翔べ

スキージャンパーの坂屋幸広はスランプに陥っていた。最後のジャンプと決めた競技会。そこで奇跡を起こせるのか。

2章 この手で魔球を

石黒竜也はナックルボールを使うピッチャー。それを受け止められるのは三浦勝男しかいなかった。体の故障で引退を決意する三浦。後継者が育たなければ石黒も引退するしかなかった。

3章 その流れの行方は

ナユタの高校時代の問題児仲間 脇谷正樹は恩師の石部憲明のことが気がかりだった。その理由とは。

4章 どの道で迷っていようとも

視力を失ったピアニスト朝比奈一成。代理人のサムを突然失いピアノから遠のいていた。再びピアノを弾けるようになるのだろうか。
ナユタの過去も暴かれる。

5章 魔力の胎動

温泉街である家族が死亡した。自ら死を選んだのか、事故だったのか。死亡事故として原因を究明するためにやってきた青江修介。
そして次の現場で不思議な若者を目撃する。


ここからネタバレです

読み進めていくと、いろいろ解明されていくのも面白い。

3章、4章でナユタの過去に触れ、ナユタ(那由多)の名前の由来が明かされていく、その名前が実は本名ではなく、本名は京太であると明かされる。

1章でナユタが着用する登山用ジャケットが4章で意味を持ってきたり、伏線を用意しておくのもさすが東野さんです。

円華の自然を予測する能力。
どうやってこの能力を活かすか考える東野さんすごい。
4章の尾村勇(サム)も天気から予測していたので、同じような力が備わっていたのかな。(完璧ではなかったけど)

他にも円華が能力を発揮できそうなものは。
単純に風を読んでヨットレース。
天候を読むソーラーカーレース。
サンピラーやオーロラの自然現象の観測。

もしかして、
火山の噴火や、地震もわかったりするかな。

面白い能力で、他の物語もまた読んでみたいです。

とにかく『ラプラスの魔女』がどんな話だったのか、ほとんど忘れたので再読します。

 

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