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舛添要一著「都知事失格」を読んで

舛添要一著「都知事失格」

オススメ度★★★★(読みやすい、知事の仕事内容がわかる)

舛添さんが知事になってしていたことが書かれています。
日本の首都東京が、世界に誇れる都市になれるよう、一生懸命知事の仕事をしていたことを伝えています。

公用車を使って別荘に通い、ヤフオクで趣味の美術品等を購入した代金や、家族で利用したホテルの宿泊代に政治資金を利用した。
視聴者が興味を持つようにマスコミが報道し、連日、舛添さんの残念さをアピールした。

ついには辞職を決意する舛添さん。
「どうやったら辞めてもらえるんですか?」
記者からの言葉は印象的だった。

バッシングのきっかけは舛添さんの高額な海外出張費。2015年度の金額が総額5700万円。(wikipediaより)
石原さん、猪瀬さんがどれほどの金額だったかは知らないけど、世界の都市にするため、出張費が嵩んだらしい。
前知事2人が週に1,2日しか都庁に通わなかったらしいので、毎日通う舛添さんは二人と比べると3倍働いたのか、それで出張費も3倍掛かってるとか。かな?(前知事の出張費は知りません)

本には、新しいことに取り組んだと書いてあるけど、自分が進めていたことを今の小池さんに取られた、とは表現しているけど、前知事から引き継いだことが書かれていないので、実際に舛添さんが考案したかはわからない。

印象的だったのが、

政治資金の使い途として、何万円も支出してバーやキャバレーで会合を持つのは批判されずに、1000~3000円で江戸の小説や古地図を入手して東京の都市計画策定に参考にするのは「セコい」と非難される。

どちらも批判したいし、どちらもセコい!
金額の大小の問題ではなく、そこは給料としてもらった自分のお金を使って欲しい。
都市計画策定に参考という言い訳がとくにセコいけど。

セコい精神で、税金を無駄使いしないようにすればよかったのに。

自分の論理を押し通したり、言い訳が面倒くさかったり、舛添さんの性格が伝わる本でした。

ただ、舛添さんが問題に直面することなく知事を続けていたら、東京の何かが変わったのかなと思います。

内容紹介
沈黙、破る。 

<かつて「一世を風靡した」舛添要一が、落ちぶれてライオンに食われかけている。こんなに面白い見世物はない。都職員、都庁記者、国会議員、都議、右翼、左翼、カジノ推進派、石原シンパなど雑多な人たちがライオンをけしかけた>――本文より

舛添バッシングから1年――。
石原都政、東京五輪、豊洲移転。
何があったか、どこで誤ったか。
自ら綴った反省と後悔と、そして小池知事への伝言。

<目次>
第1章 誰が私を刺したのか
第2章 都庁は「不思議の国」だった
第3章 韓国訪問とヘイトスピーチ
第4章 ファーストクラスは「悪」なのか
第5章 見果てぬ東京
第6章 五輪と敗戦
第7章 小池知事へ ――カジノ・豊洲・広尾病院

内容(「BOOK」データベースより)

石原都政、東京五輪、豊洲移転。何があったか、どこで誤ったか。前都知事が綴った反省と後悔と、小池知事への伝言。敗者の強弁。

出典:amazon.co.jp

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舛添要一著「都知事失格」

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