オススメ度★★★(読みやすい)
東野圭吾さんの書き下ろし小説。
池田動物病院の院長代理手島伯朗は、助手の蔭山元美に悟られないようにペットを連れてくる女性を毎回観察する。年齢を想像し、容姿、服装チェック。
たまに挟まれる、動物病院での診療の様子。猫、猿(ピグミーマーモセット)、リスなどの豆知識的な話も興味深い。
伯朗のもとに、弟明人の嫁だという人物が現れて、物語が展開していく。
ダスティン・ホフマンが主演した映画レインマンで話題になったサヴァン症候群。
レインマンではカードを瞬時に数えたり、記憶の能力だったけど、今回は絵(図形)。
一清が残した絵とはどんなものだったのか見てみたい。
たくさん出てくる謎は、しっかり回収してくるので謎のモヤモヤはないけど、メインは何だったんだろうと残る感じ。
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